アシスタント小川彩子の「先生画法」と愛猫ユマの「おしゃべり日記」

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Vol.8 先生のイタリア出張

皆様こんにちは。GWはどこかに行かれましたか?
こちら山田久扇子一門はここに来てようやくのんびりとした休日に恵まれ、ひたすらほっとしております。というのも、4月は怒涛のように過ぎていったからです!

えぇと、何があったのかと申しますと、まず3月後半から4月上旬に先生のイタリア出張がありました。今回の出張は、滞在日数約2週間というロングなもので、しかも内容がヘヴィー。イタリアでワインの品評会があり、先生はその審査員として招かれたのです。約35ヶ国から審査員が集まりイタリアワインを評価するという大きなイベントで、6日間も続きます。先生は日本の代表として、唯一の日本人としてこの品評会の審査員に選ばれたのですから、大したものです!使命は重大です!

品評会自体はというと1日に5回(1回1時間半!)のテイスティングを行うというもの。しかも1回のテイスティングに12種類のワインが出されるため、1日に60種類のワインをテイスティングし、採点するお仕事だったのです!それが6日間続くというのですから、それだけでも体力的に大変そうな感じですが…ここで一悶着。
なんと2日目のランチで先生は食中毒にかかってしまったのです!ランチに出されたムール貝がいけなかったようです。そこから壮絶な苦しみが続いたようですが、品評会では、一人の審査員でも欠けると採点に支障が出るため、絶対に席をはずせません。苦しみながらのテイスティングを全うし、その後はホテルで死んでいたようです。

その甲斐あって、翌日にはまた元気を取り戻していたみたいですが、そうは言っても品評会は6日間続き、その後もカンティーナへの見学などが盛り込まれたスケジュールだったため、帰国する頃にはすっかり抵抗力もなくなってしまい、最終的にはイタリアから風邪をもらって先生は帰国してきました。先生が引いた風邪は2、3日高熱が出たものの翌日にはある程度元気になっていたので、私達はひと安心していたのですが…甘かった。ちょっとすると再び高熱が出て、治ったかと思いきや全然治っていない!という繰り返し。それで、延々風邪で苦しんでいると、今度は魔の手がアシスタントに…。
先生と入れ替わりでアシスタントまでもが次々と倒れていき、結局、山田一門は苦しみの1ヶ月を過ごしておりました。
ですから、ここに来てようやく皆の風邪も治り、やっと春を満喫しているところです。

さて、ほっとしているのも束の間。また先生のロンドン出張があります!それもまた品評会のお仕事だということです。さて、今度の出張では何が待っているのでしょうか?
次回の日記をお楽しみに!

Vol.8

チャオ〜!
みんな元気にしてた〜?
僕はクミがずっと家にいないものだから、みんなに手厚くもてなされ、ご飯食べ放題!元気に過ごしてたよ♪

クミが出張でいない時には、アシスタントの子が入れ替わり立ち替わりでウチにやってきて、僕の相手をしてくれるんだよ〜。みんな僕を心配して沢山ご飯をくれるもんだから、クミがいなくても案外幸せ☆
おかげさまで、すっかり身も心も大きくなって、テーブルの上にでーんと横になるのが最近のお気に入りポーズ。

クミはまた今度どこかに行くんでしょ?
おみやげは何かなぁ〜?
食べられるものがいいなぁ〜。
僕はそんなことを考えながらのんびり暮らしているよ。

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